Next Generation CVC~これからのCVCはスタートアップにとってどういう存在になるか~
2018年頃から多くのCVCが立ち上がり、スタートアップへの投資が進められてきました。
この中で見えてきた成果と課題などを踏まえ、次の世代のCVCはどういう形で運営していくのか、どういうスタンスでスタートアップと関わっていくのか、将来のCVCをエコシステムの中でどういう役割としていくことで、日本の経済にポジティブなインパクトを与えられるのかなど、実務にCVC業務に携わっている方の立ち位置からパネル形式でお話いただきます。
経営企画部 事業開発グループ CVCシニアマネージャー
日系大手消費財メーカーにR&Dの研究員として入社し、OTC医薬品(点眼剤)の製品および技術開発に携わった後、0→1フェーズを専門とする新規事業開発部門へ異動。テーマオーナーと社内の新規テーマ推進支援に従事。その後、IT系スタートアップでの経験を活かし、AI(LLM)を用いたR&D領域のDXを担当。新規事業開発およびDX分野でPM、PdM、リードエンジニアとしての経験を積み、2024年7月に第一三共ヘルスケア㈱に入社。
現在はCVCの立ち上げと統括を担当するほか、新規事業開発や社内ビジネスコンテストの企画運営にも携わる。一般生活者向けヘルスケア(スリープテック等)領域を得意とし、バイオテクノロジー、再生医療、IT(SaaS、クラウド、AI等)の分野に専門性を有する。
総合企画室 CVC・LPチーム ベンチャーキャピタリスト
2022年4月、株式会社サイバーエージェントに新卒入社。インターネット広告事業本部 アカウントプランナーとして、金融案件のWEBマーケティングを担当。
2023年8月、株式会社ポーラ・オルビスホールディングスに参画。総合企画室 CVC・LPチーム / POLA ORBIS CAPITAL ベンチャーキャピタリストとして従事。新規投資におけるフロント業務〜投資先のハンズオン支援まで実行。
ベンチャー投資部 部長代理
2010年、京都銀行入行。営業店にて法人営業に従事し、中小中堅企業を中心に累計約400先を担当し経験を積む。2021年、銀行内公募制度にて国立大学系ベンチャーキャピタルにトレーニーとして出向。2022年、京銀リース・キャピタル投資部に出向。2023年、京都キャピタルパートナーズ発足に伴い、同社に出向。
業種やステージを問わず広く投資対象とし、成長性に加えて地域性や社会性を重視する。銀行取引先の課題をスタートアップビジネスで解決するマッチング活動にも積極的に取り組んでいる。興味と好奇心を武器にキャピタリスト活動に邁進中。
プリンシパル
金融機関にて国内大型プロジェクトファイナンス、シンジケートローン、コンサルティング業務に携わった後、金融系VCにて投資グループ長としてベンチャーキャピタル業務に従事。
その後、M&A大手のストライクに入社し、スタートアップに特化したM&A仲介・アドバイザリー業務を通じて、複数のM&A実行を支援。2023年より01Booster Capitalに参画。